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2018年4月23日

アイアンの上達法:ダフリとトップのミスを減らす

読者の皆さん、こんにちは。

今回はアイアンの上達法を考えて行きたいと思います。
ダフリとトップのミスを減らす事が、第一優先となります。
この原因はどこにあるのか?

次の設問を解き、上達に結び付けていきましょう。

【設問】
1.左ひざがインパクトで後ろに引けてしまう(はい・いいえ)
2.右ひざがダウンスイングで、沈んでしまう(はい・いいえ)
3.右肩がダウンスイングで、下がってしまう(はい・いいえ)
4.右肘がダウンスイングで、アドレス時以上に伸展してしまう(はい・いいえ)
5.右肘がダウンスイングで、寝てしまう(はい・いいえ)
6.左肩がインパクトで、浮いてしまう(はい・いいえ)
7.左肩がインパクトで、地面に突っ込んでしまう(はい・いいえ)
8.頭がインパクトで、浮いてしまう(はい・いいえ)
9.左肘がインパクトで、引けてしまう(はい・いいえ)
10.右肘がダウンスングで、外から下りて来る(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。後ろに引けるとトップの原因になります。
2.いいえ。下がると地面に近くなりダフリの原因になります。
3.いいえ。クラブが寝て入り、ミスの原因になります。
4.いいえ。クラブが地面に深く入りダフリの原因になります。
5.いいえ。フェースが開き、トップの原因になります。
6.いいえ。左肩の浮きはトップの原因になります。
7.いいえ。突っ込みは、ダフリの原因になります。
8.いいえ。頭が浮くと、トップの原因になります。
9.いいえ。左肘の引けは、トップの原因になります。
10.いいえ。クラブが外から降りるとダフリの原因になります。

【解説】

<スイング中、左膝をどのように使用するか?>
傾斜地からのショットでは、両膝の高さを変えずにスイングすることが求められています。これ自体は大変重要と言えます。同時に、ボールポジションもスタンスセンターに置くことにより、クラブヘッドがダイレクトにボールへ当たるようになります。では、常に左膝を曲げたままスイングを行うのが、飛距離と方向性にとって最適なのか?
もっとも、ミスが多い状態は、インパクト付近での後ろへの伸展です。蝶番関節なので、これが起きやすいとも言えますが、正しくは、膝頭の上に腰が乗る状態が理想です。膝後ろが反るような状態では、膝を痛める可能性がありますので注意が必要です。バックスイングでは左膝を前に出し、インパクト付近では膝頭の上に左腰をのせていきましょう。
伸展するタイミングも重要です。ダウンスイングの直後から膝の伸展を行うとトップボールになりがちです。クラブが下りて来ることを待って、おこないましょう。

<ニーアクションはどれが正しいか?>
バックスイングは右膝を曲げたままの状態を保ち、スイング中に左へ動かすことがベストとされていました。しかし、これでは飛距離を出すことが難しいといえます。その理由の1つに、ヒップターンがあります。右ひざを伸ばす事により、右腰回旋角60度を得やすくなります。
スイング中の右膝は、アドレス(屈曲)、トップ(伸展)、ダウン(屈曲)、インパクト(伸展)と言えます。右膝が伸びすぎると、トップしやすく、沈みすぎるとダフリ易くなるのでタイミングをつかむ練習が必要と言えます。

<なぜ、右肩はどのように使うのか?>
クラブが上がって下がるのだから、右肩も上がって下がるのが自然ではないだろうか?確かに、一理あります。2軸スイングに置いては、アドレス時に右サイドが低く構えるので、ダウンスイングでは右サイドが低くくるイメージがあると言えます。1軸スイングでは、左右の肩を水平に近い状態でアドレスを行います。
また、ダウンスイングでは右肩よりも先に、グリップエンドと右肘が下に向かって下ろす動きを待って、徐々に右肩が動きだします。右肩が下がりすぎると、クラブが寝て入りやすく注意が必要です。

<右肘のエクステンション(伸展)は、どのタイミングで必要なのか?>
遠心力と加速度が加わるダウンスイングに置いて、右肘は伸びる方向にあります。さらに、球技特性(テニス)を持っている方は、右肘の最大伸展したところで、ボールをとらえる感覚が身についています。
ゴルフでは如何に?
アドレス時のクラブにはライ角があり、右肘はゆとりがあります。
腕と手首の作る角度は150度くらいとされます。(ライ角60度、90度、30度。180度-30度=150度)。最大伸展した場合、その角度は180度に近いと予想され、ダフリ易いと言えます。
では、どのように意識するか?
バックスイングでは、出来るだけ伸ばし、ダウンスイングでは、右手の角度、右肘を身体の近くを通過させ、インパクトでは右手の角度をキープしたまま、フォローでは伸ばし、インサイドへ振りぬきます。
ポイントは、インパクト以降に最大伸展をむかえることです。

<右肘が寝るとは、いかなる弊害が発生するのか?>
クラブは開いて、閉じるように使う。そう水平に寝かし、水平に返す。
これでは、右と左へボールが飛ぶ恐れがあります。
如何に、これを防ぐか?
ポイントは、バックスイングにあります。
バックスイングの際、右肘を時計回りに回旋してしまう度合いが強いプレーヤーは、クラブが寝やすく、フェースが開きやすいと言えます。
これでは、インパクトにかけて、今度はクラブを返す動きが発生します。
右肘の正しい角度をマスターするには、胸の高さでクラブを地面と平行に構えます。左手はグリップ、右手はシャフトを握り、親指と親指が向き合うように、します。この際、左右の肘が向き合う感じが正しいと言えます。
この状態から、前傾して、左ワキを締め、クラブをインサイドに腰の高さまで上げて行きます。肘と肘が向き合う感覚があれば、正しい形に近いと言えます。

以上です。
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
それぞれの体のパーツの役割があります。
正しい動き、許容範囲内をめざして、安定したゲームを心がけていきましょう。

ショット毎に起きるミスの多くは、ダフリを嫌いトップ、もしくはトップを嫌いダフリと言えます。
これらの多くは、防衛反応が出すぎと言えます。

ダフルから起き上がる。起き上がり届かなくなるから、右手を伸ばす。修正方法としては、正しい動きを反復練習します。

一つのドリルとして、ショートティーの上にボールを乗せて、左腕で右前腕をバンドして、右肘の使い方をマスターすると良いでしょう。右手首をキープして右肘が体の近くを通過する感覚を習得できます。

実際のラウンドに出てしまうと、練習場で出来たスイングが上手く機能しない場合が大半を占めます。
緊張感、プレッシャー、不安、ミスのイメージを拭い去るには、練習と実践、実践と練習を幾度となく繰り返す必要があります。

忍耐力と継続力を持って、ここを通過していきましょう。
それには、身近にコーチが必要と言えます。

わからない事や、上手く行かない事が合ったら、その原因と対処法について意見交換を行います。

これにより、悩み少なく、進む事が出来ます。

次回も、上達をめざして一緒に取り組んでいきましょう!

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