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小暮式1分間ゴルフ
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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ86」

2018年8月6日

ムダのない上達方法とは?

皆さん、こんにちは!
今回は、練習法について考えて行きたいと思います。上級者の練習は、無駄がないと言われています。目的、内容、結果はすべてが意味のある一直線上にあります。
早速、設問を進めていきましょう

【設問】
1.パターが苦手である(はい・いいえ)
2.距離感、方向性ともに自信がなく、パット数は32を超える(はい・いいえ)
3.アプローチが苦手である(はい・いいえ)
4.ダフリを嫌い、トップミス。トップを嫌い、ざっくりミスがでる(はい・いいえ)
5.アイアンが苦手である(はい・いいえ)
6.右へ大きく曲がるか、番手の距離がでていない(はい・いいえ)
7.FW・UTが苦手である(はい・いいえ)
8.長いクラブが苦手、空振りさえしてしまう(はい・いいえ)
9.1wが苦手である(はい・いいえ)
10.右も左も両方でてしまう(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。パターが苦手で、グリーン上でスコアを大きくたたいてしまう。
2.はい。ロングパットは寄らず、ショートパットは入りません。
3.はい。アプローチが苦手です。
4.はい。どうしていいか分からない、スムーズに動かない。
5.はい。アイアンが苦手で、グリーンをとらえる事ができない。
6.はい。当たらないので、大きなクラブを持ちすぎ、合わせにいってしまう。
7.はい。地面から打つ長いクラブが苦手です。
8.はい。ボールに正確にあたることがすくないです。
9.はい。1wが曲がり、スコアを崩してしまう。
10.はい。スコアが良い時は、1wが曲がらないときであることが多い。

【解説】
具体的な練習法
<パターの距離感・方向性を磨く方法>
1 20Mのロングパットを打ちながら、ボールの転がりを均一にする
2 10M以内は1Mに寄せるように、3,5,7,9Mと練習する
3 1~3Mのショートパットを全方向から練習する

補足
1 ロングパットを練習し、同じふり幅と同じ距離を記憶する事ができます。3球ともに同じ場所に集めることが出来れば、精度が高いスロロークが出来たこととなります。
インパクトでの打点のズレ、スロロークのゆがみを矯正することができます。
リズムよく打てることが重要であり、大オーバーや大ショートを防ぐには、スムーズさを身に付けて行きます。
3球×4セット(上り20M、下り20M、フック20M、スライス20M)
2 緊張すると、手先が震え、タッチが微妙に狂います。簡単に1M以内に寄っていた精度の高いパットも、本番では狂いが生じます。ですので、練習では1M以内に3球ともよまでは、練習を止めないようにします。これにより、ふり幅が自然にコントロールできるスキルが身に尽きます。3球×3M,5M,7M,9M
ポイントは、打つ前に言葉で3Mと言い聞かせます。これに腕が3M分のエネルギーを伝えることにつながり、均一な結果となります。「本番では、3Mと掛け声をかけるだけで、自然と腕がスムーズに動くようになります」ここが狙いです。
3 上り(1M,2M,3M)
  下り(1M,2M,3M)
  スライス(1M,2M,3M)
  フック(1M,2M,3M)
*それぞれを、クリアするまで、練習します。
*次に、本番と同じく1球のみで、12箇所から行い、精度を確認します
*苦手なラインを練習し、克服します。
*最後に、自信をつける為に上りのストレートを練習してから終わります。

<アプローチをスムーズに打つ練習法>
1 ターゲットから、3M、5M、7M、9M、12M、15Mと離れて、同じクラブで3球ずつ練習します。
2 10M,20M、30Mの距離を、クラブを変えて練習します
3 10M,20M、30Mを1本のクラブで、ボールポジションを変えながら、低い球、高い球を練習します。
補足
距離感をマスターする前に、整理しなければならない事があります。
*体重は、左足に7割かけます
*左サイドを8度、左へ傾けて、ダウンブローに入りやすいアドレスを作ります
*右手の角度を維持したインパクトを目指します
*バックスイングでは、シャフトを立ててクラブを上げて行きます(インサイド過ぎない)
*インパクトまでは、下半身を強く使いすぎない(右脚が動くと、右肩もかぶりやすい)
*インパクトでは、左サイドを低く使い、胸や肩のターンを抑えて、打った後に、ゆっくりとターンします
*左腕はスイングの半径、バックスイングからインパクトまでは、肘を引かない
*グリップの握る強さの変化、低い球(強く)、高い球(ソフト)
*ボールポジションの変化、右踵(低い球)、左踵(高い球)
*ボールとの距離の変化、右踵+近く(低い球)、左踵+遠く(高い球)
*ミスヒットの原因として、ボールを強く見過ぎて硬くなり、左手が止まり、右手が強く効きすぎてしまうことがあります。ボールを優しく見るようにして、瞳の緊張をさげ、グリッププレッシャーが緊張状態でも変わらないようにします。
どうしても、力が入ってしまう場合は、パターかUTで転がすこともあります。

<アイアンで正確に距離を出す練習法>
1 9Iで右膝から左膝まで、ノーコックでスイングする5球
2 9Iで右腰から左腰まで、コッキングを使用し、スイングする5球
3 7Iで左足体重、左ワキを締めたインサイドバック、シャフトを立てる5球
4 7Iで右肘を注意し、右腕を伸ばし、右手の角度を維持して5球
5 7Iで左手甲が斜め下を向き、フォローをとることを意識して5球
6 スライスする場合、クローズスタンスで、腕を通過させる5球
7 フックする場合、上腕を返さないように、左腕リード練習5球
8 トップする場合、右手の伸びすぎからのダフリを嫌い、起き上がるのでこれを注意
9 ネックにあたる場合、インパクトで腕が前に行くので、引きつけて修正
10 ダフル場合、クラブが寝てしまうので、左手を意識して、グリップエンドを立てたまま左脚付け根を目指してスイング
補足
ボールの先のターフをしっかりと取る為には、手先の調整を行なってはいけません。
また、バックスイングでフェースを開く場合やクラブを寝かしてあげてしまう場合も、これを修正しようとして、右手を返す動きとなり注意が必要です。

以上、前半の内容となります。御覧頂きありがとうございます。是非お試しください。必ず短期間で成果が表れ始めます。
ショートゲームが得意な人は、練習時間を忘れてしまうまで没頭する傾向があります。
ロングショットは技術的改善に時間を費やすのに対し、ショートゲームは感性やセンスの改善や定着と言えます。費やした時間を忘れてしまうくらい夢中になったころには、必ず素晴らしいセンスが確立されることでしょう。

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