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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ108」

2019年2月5日

スコアの要、ショートアプローチの方法

皆さん、こんにちは!今回は、スコアの要ショートアプローチです。
上級者との一番の違いは、難しい状況からの精度の高さです。簡単なライから寄せることは理解できますが、難易度が高くなるほど精度が高くなる、成功の確率が増すとしたら?
さっそく進めて行きましょう。

【設問】
1.スコアが伸びない(はい・いいえ)
2.ショートゲームが下手だ(はい・いいえ)
3.つまらないミスをしてしまう(はい・いいえ)
4.オーバーを嫌い、ショートする(はい・いいえ)
5.しっかりと打てない(はい・いいえ)
6.ランニングしかできない(はい・いいえ)
7.ダフリ、トップしかでない(はい・いいえ)
8.怯えていて、落とし場所までイメージできない(はい・いいえ)
9.毎回違う打ち方をしている(はい・いいえ)
10.真剣に向かうほど、結果が良くない(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。ショートゲームを2M以内に寄せる事の重要性を理解しています。
2.いいえ。崩れる原因がここから始まることを危険視しています。
3.いいえ。確実にパーが拾えることが出来ずに、スコアはのばせない。
4.いいえ。奥が怖いことと、狙って打つことの違いが大切である。
5.いいえ。ゆるんで手前から、転がって行けば良いとの考えでは、高いスキルとは言えない。
6.いいえ。バンカー越えでも、ボールを右足前に置き、救い上げようとしてしまう。
7.いいえ。いつもミスが出る中でのゲームを強いられる。
8.いいえ。正確な手順を踏む前に、全てを直ぐに終えたい気持ちで焦る。
9.いいえ。いろいろ試して、どれも未完成の状態である。
10.いいえ。緊張感から、硬くなり、パフォーマンスが下がることがある。

【解説】
<ボールから、考えて見る>
アプローチの基本は、ボール状況を考えることから始まります。
左足上がりでは、ボールが上がりやすく、ショートしがちである。
左足下がりでは、ボールは低く成りやすく、ランが多く出ます。
このような状況判断から、これを活かす正攻法、これに逆らう裏技があります。
ミスが少ないのは、成功法であり、ここを極めていきましょう。
裏技
*左足上がりから、ボールを低く出す(サイドブロー+フェースローテーション)
*左足下がりから、ボールを上げて止める(アウトサイドイン+フェースオープン)

<ピンから、考えて見る>
ピン位置から逆算して、一番寄るラインを策定します。
落とし場所を知る為には、グリーン面の情報を得なければなりません。
もっとも、精度か高いゴルファーは、ピンから考えている場合が多く、
難しい状況ほど、そのルートは1つになります。
*左足下がり、バンカー越え、ピン近い
バンカーの土手にワンクッション入れるか、
フェアーウェイからのエクスプロージョンを選択するか。
いずれにしても、リスクをとる状況を選ぶか、1打を失い安全策で行くかを決めます。

<ミスのイメージが払しょくできない>
直近のミスや悪いイメージを消し去ることは難しいです。
ただ、もう一度遊びのラウンドを間に入れることが出来たら、伸び伸びできることとなります。
大切なのは、気分の切り替えです。
ミスを出ないように注意して次打を打つこと<最高の状態をイメージして次打を打つことです。
*技術的な問題点を、事前に解消する。
ダフリとトップは、「右脚の使い過ぎ」「右手の返し」「右肩が下がり、左肩があがる不安定なインパクト」「インパクトで過度にスピードが上がる」
上級者は、クラブがボールを打ちぬくまで、結果を見ることなく、待つことができます。体が進行方向にながれてしまうとしたら、これを注意していきましょう。

<状況が難しくなるほど、集中力が高まり、結果がよくなる>
適当に打った1打は、たいしてカップに寄ることはない。
追い込まれた状況ほど、精神力は向上し、逆転の可能性が高まる。
上級者に見られる奇跡的なアプローチは、
実はそのような状況を数多く経験してきたとも言えます。
その根底には、一打も落とせない状況からの戦いであり、追いつく為には入れるしかない状況を経験してきたとも言えます。
今日の明日に、実力が付くことはなく、3年間はコツコツと基礎を固める必要があり、そこで出るミスに怯えてはいけません。
多くのミス、惜敗を繰り返し、技と、技を支える心を磨きます。
*試練こそ、可能性を広げるチャンスである
*難しい状況こそ、感謝したい
*できないことがある、技を磨くチャンスである

<目をそらしてはいけない>
強いプレーヤーは、寄らないアプローチでさえも、1回で入れてしまう。
その理由は、転がって行くボールをにらむような視線で、その転がりや傾斜を目に焼き付け、次打の参考にしている。アプローチでのミスは、パッティング取り返す、絶対にスコアを落とさない、執念がある。
その執念は、多くの苦しい練習と、プライドからくるともいえるでしょう。
自分自身が一所懸命に行ったゴルフが、最高の結果に結びついてほしい願望もあるでしょう。
何でもいいです、1打を繋ぐ気持ちが、クラブやボールに伝われば!
上級者ほど、クラブやボールを大切にしていて、時には愛さえも感じます(笑)
さあ、早速、クラブ磨きから初めていきましょう!

以上です。
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
嫌いな人は、打つ前からアプローチで嫌な想いしか出来ず、好きな人は、打つ前から寄るイメージしか起きない。
どうせなら、後者を目指していきたいものですね。
次回もどうぞお楽しみに!

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