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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ114」

2019年3月5日

やるべきことの習慣化は効果がある

皆さん、こんにちは!今回は、上達の本質を見るには、単に理論を学ぶことより、上級者が実践している内容を見た方が分かりやすいと言えます。やるべきことの習慣化が、一番効果がある。さっそく今回も進んでいきましょう。

【設問】
1.アドレス時、右サイドが下がらないように左右の肩のラインを注意する(はい・いいえ)
2.バックスイングで、フェースの向きが閉じすぎない・開き過ぎないようにリハーサルを行う(はい・いいえ)
3.インパクトで、左つま先に体重がのり、左肩が開かない、上がらないように意識して素振りを行う(はい・いいえ)
4.トップの位置を安定させるために、クロスハンド素振りをおこなう(はい・いいえ)
5.ダウンスイングでインサイドダウンを意識する為に、両手を離したドリルを行う(はい・いいえ)
6.スタート前のアプローチでは、ライの悪い状態からのランニングを成功させるために右手の角度維持を行う(はい・いいえ)
7.スタート前のバンカーショットでは、砂に打ち込み、抜けを確認する為に、近いバンカーショットと、長いバンカーショットを確認する(はい・いいえ)
8.スタート前パター練習では、1.2.3Mのラインを上り、下り、スライス、フック練習する(はい・いいえ)
9.フェース面をコントロールする右手を意識した片手ストロークを行う(はい・いいえ)
10.ラウンド中、右を向きすぎないように、毎回後方から確認してアドレスを行う(はい・いいえ)

【解答】
1.はい。アドレスでは、右肩が下がらないように、腰の高さで構える。
2.はい。左サイドOBでのシャットフェース、右サイドOBでのオープンフェースを防ぐ。
3.はい。当初は3つ意識しますが、最終的には自然にできるようになります。
4.はい。クロスハンドでは、左ワキがしまり、右サイドがインサイドにくることを確認できます。
5.はい。両手を離したグリップにより、右肘が右腰の近くにくる感覚が身につきます。
6.はい。ライの悪い状況では、ダフリを嫌い、救い打ちしたくなる傾向にあります。
7.はい。バンスがあたり、抜けを感じるために、これが重要となります。
8.はい。入ることを確認するよりも、手がスムーズに動くことを確認します。
9.はい。緊張するとフェース面がぶれる手先とならないように、片手で行います。
10.はい。考えや悩みは動作能力を低下させるので、毎回同じ動きを取り入れます。

【解説】
<腰の高さで構えることにより、左右の肩の高さを一定にたもてる>
従来の考えでは、右手が下にあるので、右肩が下がることが自然であるとの考えでした。しかし、これでは、バックスイングの際に、左ワキが上がり、クラブは寝て、フェースは開きやすくなる傾向にあります。
そのため、バックスイングでフェースをシャット(閉じ気味)に上げるか、もしくはインパクトでローテーション(被せて)打つことにより、調整を行うことが避けられません。肩を水平に保つことにより、バックスイングの初期に、左肩は下がり、右肩はあがり、フェースはコントロールされたまま、トップを目指すことが出来ます。極端なフックは、かぶったフェースと、インサイドアウトの下からの軌道です。
これを直しましょう。

<フェースコントロールを確認する>
ダウンスイングやインパクトを意識することは難しくても、テークバックの段階でのフェース向きを確認することは簡単にできます。正しい形が、腰の高さでの斜め下であるとしたら、オープン、クローズドにより、打ちだしをコンロロールできます。ただ、危険サイドを避けることはできても、ナイスボールで攻略することを目指すものではなく、きちんとした練習が大切です。

<左サイドの意識を持って素振りを行う>
ストレッチの為に行うだけでなく、動作に意味を持たせて行うことが大切です。インパクトでは、踵体重にならない・左サイドが開かない・起き上がらないことを意識します。左腰を引かないこと、左肩を止めて腕を通過させること、軸が右へ倒れないようにすることで、飛距離と方向性を得ることができます。

<右腕が後方に動かない理由がある>
緊張してくると、腕はスムーズに動かなくなります。もっとも、多いミスは、身体の正面から後方に動かなくなる事です。硬くなるとは、力が入ること、緊張していることであり、後方に腕が動かない場合、飛距離ロスやスライスを誘発します。クロスハンドドリルでは、左サイドを中心に、右腕が後方に動きやすい状態となり、シャフトクロスを直すことも期待できます。

<右肘を右腰に下ろす意識を持つ>
トップの位置からボールを打つ意識が強すぎると、クラブは上から入りやすく、飛距離をロスしてしまう。大切なのはダウンスイングの入射角です。スプリットハンドで、右肘が右のポケットに収まる感覚で動作を練習することにより、インサイドからクラブが使用できるようになります。

<ミスを避けると恐怖になり、ミスを覚悟すると克服しやすくなる>
片手でのストロークは、ミスがでても仕方がないでしょう。大切なのは、ミスを避けることよりも、調子を上げる為にミスをおかし、その傾向を知ることです。例えば、右を向き過ぎる場合は、フェースを被せる傾向にありあります。右を向いたまま打ってしまうと、毎回右へ飛ぶからです。次に、左を嫌い、インパクトでフェースを開こうとして、インパクトで減速しショートしやすくなります。シングルハンドは、調整が聞きにくく、正しい動きのパッテイングを取得しやすくなります。

<正しく構えると、少し左を向いている感覚となる>
例えば、ボールとターゲットを結んだラインにクラブを置き、アドレスしています。すると、必ず正しいアドレスは、少し左を差している感覚となるでしょう。大切なのは、この感覚が正しく、普段のアドレスが右を向きやすい傾向にあることが分かることです。
ターゲットに正対し、ボールの真後ろから入る。これにより、右を向きすぎないアドレスが完成します。左右の林や、両サイドにあるOBは、このアドレスを取りにくくします。普段から、きちんとアドレスが取れるように練習しましょう。同時に、スライスを嫌う方は左を向く傾向に、フックを嫌う方は右を向く傾向にあります。当日のコース攻略では、持ち球の傾向を使いながら、少しアドレスの向きを変えることにより対応します。けれども、練習場では正しく構えて打てるようにします。

以上です。今回の内容はいかがでしたでしょうか?今、行っている手法が正しい理論によるものか、疑問に思う時があるでしょう。結果が出てない時ほど、悩みが深まります。けれども、心配する必要はありません。「行い」の正しさが、その悩みを解消してくれます。次回もゴルフ上達を楽しんでいきましょう。

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