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【PFGAジュニア育成応援基金の為のメルマガ抜粋】「小暮式1分間ゴルフ139」

2019年12月23日

最初から全力を出し切るゲーム

皆さん、こんにちは!
今回は、「最初から全力を出し切るゲーム」について考えていきたいとおもいます。
実力があっても、緊張から前半に大たたきしてしまう場合が見受けられます。ポイントは「無駄を省く考え方」です。さっそく今回も進んでいきましょう。

【設問】
1.スタートホールのスコアが悪い傾向にある(はい・いいえ)
2.前半のスコアより、後半の方が良い場合がある(はい・いいえ)
3.後続組が見ていると、必ず早打ちになってしまう(はい・いいえ)
4.ミスの原因を考えると、いつものように動けなくなる(はい・いいえ)
5.沢山叩いたあと、力が抜けて良い状態になる(はい・いいえ)
6.スコアへのこだわりが強すぎる(はい・いいえ)
7.ドライバーはスライスする(はい・いいえ)
8.アイアンがシャンクする(はい・いいえ)
9.アプローチが不安だ(はい・いいえ)
10.バンカーが苦手だ(はい・いいえ)

【解答】
1.いいえ。深呼吸とルーティーンワークを行いながら緊張緩和していきます。
2.いいえ。アプローチやパッティングでしのぎ、前半でのゲームを支えます。
3.いいえ。やるべきことに集中すれば、後続組への意識が薄れ、楽になります。
4.いいえ。結果と行為を切り離し、継続して取り組むことに注力します。
5.いいえ。沢山叩く自分をいつもの自分出るという考えを捨てます。
6.いいえ。取り組む姿勢に重きを置き、スコアへの執着を捨てることができます。
7.いいえ。シャフトが低い位置から降りるように練習することでスライスが防げます。
8.いいえ。スイング中シャフトが寝てこないように、左ワキを締めてクラブを立てて下します。
9.いいえ。トップやダフリを防ぐために、右手の角度をキープして、左太ももまで左手をリードしてハンドファーストインパクトを行います。
10.いいえ。左足体重で、グリップエンドが右腰を指したアドレスで構え、クラブをアウトサイドに、グリップエンドをたててあげれば大丈夫です。

【解説】
最初のホールから、調子をあげるには、「無駄を省く」考え方が大切です。

<簡単にボールを打たない。ショットはストロークである>
100以上スコアを叩いてしまう人に限って、ドライバーから練習する傾向があります。
プロや上級者は、必ず準備体操してからボールを打ちます。
たとえば、ウォーミングアップ、ストレット、素振り、アドレス確認、セットアップ確認を行うことは、一連の儀式であり、集中とリラックスできる状態、戦う準備が整います。
練習場から試合の前半が開始していて、中盤が前半の9ホールであるという感覚を持つことで、大たたきを無くすことができます。

<ミスしても、振りきる>
本番で重要なのは、スイングバランスを崩さないことです。
たとえば、左右狭いホールでは、持ち球が求められます。
一番イメージいやすい動作をおこなうには、スイングバランスが重要で、
それには、練習場で同じテンポでスイングすることが大切となります。
ミスがでたから修正するのではなく、ミスがでても、一定のリズムで振り切れるようにすることで、ミスが出にくくなる傾向があります。
「バランスの良いフィニッシュ」を目指していきましょう。

<課題を絞る>
本番で出来るのは、1つか2つ。7割の調整がポイントで、大きなミスを行わないように、重要なポイントを意識して練習をおこないます。
たとえば、トップしてしまう場合は、インパクトで膝伸展が起きる場合と、肘が引ける場合が考えられます。その要因は、インパクト直前の右手のリリースであり、ダフリを嫌ったジャンプがトップミスを引き起こします。

<得意クラブを練習する>
緊張するとリズムが早くなります。得意クラブなら、リズムを作りやすく、リズムを作れれば、普段の動きが再現しやすく、調子を維持できます。
たとえば、試合会場で得意の7番でドローやフェードの練習を行います。「普段より飛びすぎている」、「普段より球の捕まりが良い状態」であったり、身体の反射が鈍く、「飛んでいない場合」や「フェードの度合いが大きい」ことが、得意クラブ使用から分かります。
緊張した場面で、パフォーマンスを上げることや、
上げ過ぎないことや、
パフォーマンスが上がらない状態でのゲーム展開を考慮して前半をラウンドすることで、
無理を行わない、ストロークを失わないゲーム巧者となります。

「最初から全力を出し切る」考えが「無駄を省いた練習法」であり、これが前半を良いスコアでラウンドできる方法であることは、知らなかったひとも多いと思います。
プロは、長い戦いの中に、いっときを置きます。アマチュアの皆さんは、いっときに翻弄されながら、良い結果を長く出そうとしています。
最後に、「最初のティーショットで使用するクラブ」や、「最初のショートで使用するクラブ」を練習することで、仮想緊張空間を作ることができます。
長い戦いの備えるとは、このような些細な事柄を1つ1つ行うことなのです。

今回の内容はいかがでしたでしょうか?次回も一緒に上達を楽しんでいきましょう。

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